丁寧なカウンセリング
問題意識と予防意識を深めるカウンセリング
むし歯・歯周病は細菌が引き起こす病気ですが、口腔内環境によって、むし歯・歯周病になりやすい人とそうでない人がいます。治療をし口腔内環境を変えることで、再発防止が可能になります。お口の環境を正しく理解することがむし歯・歯周病予防の第一歩。当院では、予防意識を高めるためにていねいで時間をかけたカウンセリングを実施しています。
カウンセリングは「説明の場」。そう捉えている方がいるようですが、当院のカウンセリングは、お口の中の問題点と予防の大切さを理解していただくために、詳細な分析データをプレゼンテーションツールでお見せしながら、お口の問題点・リスク評価・治療法・予防プログラムなど、1時間ほどかけて詳しくていねいに説明いたします。問題点を知り、予防の大切さと意識を高め、ご自身で予防に取り組むことが大切です。
院長・担当衛生士が真摯に向き合いカウンセリングを行っていますので、疑問や不安がありましたら、どんなことでもご相談ください。
院長による綿密なカウンセリング
補綴(詰め物・被せ物・入れ歯)・咬み合わせ(矯正・咬合)・インプラントなど、治療についてのお話は院長がカウンセリングします。カウンセリングでは、歯・歯ぐき・咬み合わせのどこに問題があり、将来的にどう変化していくのか、今何をすべきかを具体的に説明します。
治療前のメンテナンスの大切さをお伝えします
お口の中の状態を正確に理解できるよう、レントゲンや口腔内写真を大型モニターに映してお見せします。お口の中が大きく見えるので、歯と詰め物の間や、被せ物と歯ぐきの間にプラークが付着していたり、歯肉の腫れなどがあらためてよくわかります。まず治療を始める前に、メンテナンスや歯磨きで口腔内環境を改善する必要があることを、きちんと説明します。患者様の中には「こんなに詳しく説明してもらったのは、先生が初めてです」とおっしゃる方もいて、ほとんどの方がセルフメンテナンスの大切さを理解できるようになります。
早めの治療で歯を長持ちさせる
モニターでお口の状態を確認すると、ご自身でわからなくても小さなトラブルを抱えている方がほとんどです。そうした方は、早めに治療をすると10年、20年先も健康な状態を保てます。カウンセリングでは一生ご自身の歯が使えるように、早期やり直し治療をご提案しています。
一般的には、歯が痛くなったり壊れてからやり直し治療をします。そのタイミングで治療をすると歯を大きく削るようになり、やがてやり直し治療の繰り返しになり、5回目くらいには抜歯になるといわれたりします。早期治療によって大きく削らずにすみ、良い状態を保って長持ちさせることができるのです。
例えば、洋服を1年間着続けていると汚れたり毛玉ができます。靴も2~3年使い続けると汚れたりソールが削れて穴が空きます。早めにメンテナンスを行っていると、長く使い続けられて安心です。それと同じように、歯も詰め物・被せ物の寿命になる前にメンテナンスしていれば、お口の中を常に良い状態に保てます。これからの歯科治療は、悪くなる前に治療して長くもたせる時代です。10年、20年先を考えたカウンセリングで、生涯にわたり歯の健康を守る治療をご提案いたします。